1と4で取る普通のオクターブ、ポジション移動したら
微妙にズレてるけど、どっちが高いのか低いのか
よくわからない、という事がよくあります。
このオクターブが続く時は、常にポジション移動
しているので、1と4の距離が伸び縮みします。
まず上行型の音階を弾く時の練習方法です。
最初のラの低い方を1の指で単音で弾いて、
次に高いラを4の指で重ねて重音にします。
この時、重ねた4が高いか低いか、
自分の癖がわかったら、指をズラさず、
置き直して合わせましょう。
ネックから手を離します。
もう一度同じことを弾きます。
これを連続10回、音程ぴったりにできるようになったら次に進みます。
☆もし、音程がズレてるのに、自動的に手が動いてる状態に気付いたら、お茶でも飲んで休憩しましょう。
集中力が切れている証拠です。
次はラ→シの2つだけ練習します。低い方を単音で、
次に高い音を重ねて重音で合わせます。
ポジション移動が入るので、1と4の距離が
微妙に縮まると思います。
ラ→シと上がって、シ→ラと下ります。
2音間を上がったり下がったりすることで、
上行型も下降型も同時に練習できます。
次に、シ⇔ドの往復ができるようになったら、
ラ→シ→ド→シ→ラ、という風に、
音を増やしていきます。
上行型は比較的簡単ですが、
上のポジションから1stポジションに下りる時は
難しいので、親指や肘の角度、手の形など
大きな部位から感覚をつかみましょう。
指先の細かい音程だけ動かしているより
早くできるようになります。
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